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  • atsuko

Iさんと


ブログを書きます。

訪問看護ステー初めてションを開設し仕事をしています。

この数日前とても感動することがありました。何かわからないけど伝えたくて書いてみました。そして穏やかな静かな顔でした。

Iさんの訪問が始まったのは4年ほど前になります。病名はアルツハイマー型認知症と子宮頸部がんです。癌の方は放射線療法で進行はしていませ

 Iさんが亡くなりました。いつも寝ている顔んでしたが、放射線療法の副反応で下痢、出血が見られました。

もう会話の内容はわからない状態でしたが話しかけると笑顔を見せる、とても笑顔のかわいい方でした。

息子さんが介護者で兄弟が週末手伝いに来るという、男性二人が協力し合い介護されていました。

 訪問当初は入浴介助が出来ましたが、徐々に膝の痛みにより出来なく、認知症状も進行していきました。

下血した時など息子さんが仕事を休み受診しなければならず、また、ここにくる過程の中でも仕事を休まなければならないこともたくさんあったようで、受診をお願いするときもクビにならないかと、いらん心配を勝手にしていました。

ソーシャルケアまったく関係のない仕事をされている息子さんにとって、オムツ交換をしなければならないようになり、仕事中ヘルパーさんにお願いする食事の準備、勤務終わった後の食事介助と負担が大きくなっていきました。

認知症も進行し息子さんかどうかもわからなくなっていましたが、いつも居る息子さんにはニコッと笑い頭を下げられていました。

そして一日数口の水分や食事しか摂れなくなり亡くなられました。

緊急訪問で駆け付けた時、兄弟が微笑んでおられました。「やり切ったって感じです」第一声がこの言葉でした。

訪問看護を始めた時、家人が亡くなった後、笑みを浮かべる家族をみて「寂しくないのかな」等思ったことがありました。

泣いたから頑張らなかったわけでもないのですが、頑張ってやり切った感が笑みとなられる家族がいます。そして穏やかに亡くなられた顔を見ると「よかった」と思います。

私たちが、この家族にとってどれだけのことが出来たのかは不明ですが、私たちがこの家族と出会い、悩み試行錯誤しながらも、色々学ばせていただき一緒にいる時間が楽しかったことだけは事実です。

Iさんのご冥福をお祈りしますと共に、頑張ってこられた息子さん達にいっぱい笑顔が来ますように。  ありがとうございました。

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